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この愛は、異端。 #01 <著者>森山絵凪

幼少時に両親を失い親類縁者が全く信じられなくなった少女に、悪魔がとある条件と引き替えに偽装家族を演じることになったというのが大枠なのですが、ただ家族を演じるのでは無く、とある条件として、主人公の成長に応じて徐々にエロいことをしていくというものが付随しています。
例え演技と分かっていても、家族として少女の心の隙間を埋めてくれる悪魔に、どうしても好意を持ってしまう主人公と、単なる契約と言いつつ、その実徐々に主人公に惹かれていく悪魔の微妙なバランスが物語の中核となっています。
さらに時々挿入される、幼かった時代の、主人公が親に甘えるように悪魔に甘えるシーンなどが、さらに成長してきた主人公への背徳感を感じさせるようになっています。
ということで、とりあえず1巻の時点ではかなり期待できる作品だと感じましたので★4としました。

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柚子森さん #03 <著者>江島絵理

おね百合ものとして人気のシリーズの三巻目。
全巻ラストで両思いを確認した二人ですが、やはり年齢差と、それに伴う相手に求めるモノの違いゆえにアタフタする年上側の対応と、逆二輪とした感じの年下側のギャップは健在です。
ただ、今回は年下キャラであるところの柚子森さんの普段の生活も明かされたりと、今後の広がりを期待させてくれます。
百合ものに拒否感が無い人ならば基本的にお薦めなので★4としました。

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甘々と稲妻 #9 <著者>雨隠ギド

好きなシリーズですので、本日届いたばかりの新刊を早速読みました。
前巻から小学生になった紬ちゃんは、着々と交友関係を広めており、それに伴う新しい人間関係とそれにともなう問題に少しずつ関わっていきます。
また、小鳥一家の方も、なにやら動きがありそうなのですが、それは次巻への持ち越しのようです。
しかし今巻でのメイン新キャラは、なんといってもいとこのエリちゃんでしょう。
色々と気むずかしいエリを相手に、つむぎがなんとも頼もしく対応する様は、このシリーズを最初から読み続けている読者としては、成長をすごくうれしく思う展開でした。
そして、巻末の作者後書きで思い出したのが、1年前にはアニメ放送中だったこと。
ストックは十分あるし、放映自体も好評だったと思うので、なんとか2期で幼稚園卒業までの話をやって欲しいなと改めて思う次第です。
なお、評価は★4ですが、これは今巻ではつむぎと小鳥の接点がかなり少なかった事によるものです。
ところで、ネット通販で買ったもので通常版を購入したのですが、特装版にはミニ便せんがついていた模様ですね。

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理系が恋に落ちたので証明してみた。 #02 <著者>山本アリフレッド

1巻よりも明らかに関係が進展してカップル感が強くなった主人公達ですが、面倒くささもきっちりパワーアップしており、安定して楽しめました。
マンネリ化させずにこのペースを維持するのはなかなか難しそうですが、少なくともこの巻単体で見れば、十分に楽しめました。
ということで★4とします。

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CANDY&CIGARETTES #01 <著者>井上智徳

アニメ化もされたCOPPELIONの作者の新作です。
前作は女子高生ヒロインでしたが、今作では小学生ヒットマン少女と、孫が同年代の元SPの老人の2人組のアクションものです。
細かな設定や暗殺相手の悪人のキャラの安っぽさは気になりますが、でこぼこコンビの軽妙さのバランスがよく、また徐々に明らかになっていく敵側の組織など、今後を期待させる展開が続いています。
本来は単巻の内容でランク付けするところなのですが、続きを期待させるあたりの巧さを加味して、★4としました。

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熊西美術部らふすけ先輩 #1 <著者>おにお

美術部員である後輩男子生徒の、絵画モデル役をすることになった、武闘派ヤンキー純情少女が、モデル役になっている間に色々と妄想して身もだえる、というのがメインになっています。
基本的に視点はモデルのヤンキー少女固定で、絵を描く側の男子生徒は、その会の主題になっているモチーフを、純粋に美術作品として紹介する役割だけに集中しています。
その分、視点移動もなく妄想しているヒロインの考えに感情移入しやすく、その上で、ケンカ上等のヤンキー娘が、羞恥心で身もだえるのを楽しむ作品という形が単純化していて楽しめます。
まだ1巻の時点では、そもそもなぜヒロインがモデルをやることになったかは描かれておらず、そこがかなり気になり、続きを期待です。

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