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ざしきわらしと僕 #01 <著者>西岡さち

家庭の事情からから、大田舎の祖母宅で暮らすことになった男子小学生が、家に住み着いている座敷童をはじめとした妖怪達とふれあう作品です。
過去に夏休みなどに遊びに来た時に出来た幼なじみキャラや、転校先の同級生など人間のヒロインらも登場しますが、なぜか主人公にしか見えない妖怪達の方が出番が多く描かれます。
ただし妖怪達については、無理に設定をひねろうとした結果、オリジナルの妖怪とは全く別物になっているなど、どうも小細工に走っている感じが気になります。
どちらかというと、もっと田舎生活での人間関係をメインにして、妖怪達の出番を減らした方が良かったのでは無いかと思うのですが・・・
ということで、もう少しやりようがあったのじゃないかということで、★2としました。

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アフターアワーズ #02 <著者>西尾雄太

柚子森さんと同日発売の同じく百合系作品です。
こちらはカップル(候補)がどちらも社会人なので、キャラが悩む内容は仕事に関わる部分が多かったりするわけですが、その分、作品で描きたい部分が絞り切れていないような印象が強く、それを現実的と受け取るか、わかりにくいと受け取るかで反応が分かれそうな作品でもあります。
私自身は、わかりにくいと感じてしまう方だったので、今回は★2としました。

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センセイのジジョウ #01 <著者>楠見らんま

一応百合マンガの類いになのですが、1巻の段階ではまだ2人の主人公のうちの一方の片思いで、もう一方はそういう思いを抱かれていることすら知りません。
タイトルにあるセンセイは、両主人公ともに当たる肩書きで、一人は漫画家(ただし、ほとんど仕事が無い)で、もう一人は大学講師という意味合いですが、漫画家の方はともかく、大学講師の方はあまり設定が生かされている感じではありませんでした。
そして、これといった大きな盛り上がりも無く1巻は終わってしまっています。
ということで、残念ながら評価は★2としました。

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ひとつばな #01 <著者>ミナミ

ドロドロとした恋愛ものです。
イメージとしては「クズの本懐」をより悪質なキャラたちを揃えたという感じでしょうか。
展開もクズにかなり似ており、片思いの相手(しかも男側の片思いの相手がかなりのビッチというのも似ています)がいる男女のコンビが、同盟を結ぶという展開で1巻は終わっています。
ただ、クズはまだ主人公らに感情移入はできずともまだ理解できなくはないと思えたのに対して、この作品はより悪質なキャラ設定になっており、読む人をより選びそうです。
実際、私自身はちょっとこれはついて行けないと思う部分が結構あり、続巻を買うかはちょっと悩ましく、★2とします。

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